先日、GogoJungleにおいて、
"正に"本当の英知を持つ方が出品者様として揃い、様々な知識・技術を習得できるプラットフォームになって来た。
https://twitter.com/HayakawaShinobu/status/1740726730934104569
というtweetを書かせていただいたのですが、このプラットフォームをグローバルに展開して行くことが、現在の弊社の最重要課題ということを、2024年の新年のこのタイミングで記述しておきたいと思います。
さて、歴史と今の状況から、将来を見て行くことは、重要です。
世界は、テクノロジーが新しい産業を生むことで経済発展し、人の暮らしは豊かになり、寿命は顕著に伸び、貧困率は著しく低下して来ています。
その最先端にいる国家は、GAFAMがあり、ロケットを再利用する技術を生み出す企業があり、ワクチンを短時間に作り出す企業があり、AIで先端を行く企業がある米国、欧州の一部のグローバル・パワーを持つ国です。
それに遅れはとっているものの、世界の中で国を工業経済化させ、相対的に豊かになったアジアの国々の歴史と、これからの動きを予測することは、弊社の目指す方向を示してくれると考えて、1945年以降、それらの国が辿った経緯を調べてみました。
東南アジアでは、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシアが、一早く1960年頃から、立憲王政、軍事独裁政権(選挙はあったものの有名無実化していた)が、比較的に安定した政治体制だったことから、国を豊かにしようと工業経済化を押し進め、経済成長を実現しました。
ただ、民主・資本主義体制であるグローバル・パワー国が、共産主義を食い止めるために、それらの国の国民を豊かにするという施策が、強く働いていたことの方が影響度は大きかったかもしれません。
それら4カ国の工業経済化は、中国が1980年代からはじめた、改革・開放政策で、それを進めるよりも早かったのです。
続く、ベトナム、フィリピン、ラオス、カンボジアは、共産主義であることによる欧米民主主義国との対立や民主体制であっても混乱が続いていたために、遅れたものの政治が安定した頃に、工業経済化を追随しました。
アジアの各国は、日本、韓国、台湾も含め、概ね国を工業経済化し、豊かになりしましたが、日本を除くG7の国の中でも、特に上位のグローバル・パワーの国々は、工業経済化で競っても不利ということに遥か昔に気づいたのか、共産圏との競争の中で懸命に政治と経済運営に邁進した結果なのかは分かりませんが、新しい産業、テクノロジーを追求し、ソフトウェア、金融等をグローバル展開することで、工業経済化を進めたアジア各国よりも、著しいか、概ね上を行く一人当たりGDPを実現しています。
また、言うまでもありませんが、投資家ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイが、日本の中で、それだけを、と言っても良い程、商社株を積極的に買う理由は、商社が新しい産業、テクノロジーに対して、投資家としての機能を発揮していることと、日本の中で唯一とは言わないまでも、積極果敢に、世界に出て行っているからです。
これらのことからも、新しい産業、テクノロジー、そして、グローバル化が、グローバル・パワーを持つ国を追随する国に存在する企業の生存、ひいては、個人の経済的利益にとって、如何に重要かということは、明らかだと思います。
本題から外れますが、日本の政府は、ベンチャー、スタートアップの育成と、貯蓄から投資への流れの加速に力を入れています。これは、極論、暴論ですが、高度教育を受けた人材は、大企業に就職させない規制さえも、あるべきではないかと思います。
ただ、この年末、東南アジアの街を走る中国EVの増加とトヨタ車の若干のシェア低下を見ると、もしかすると、数年先には、日本の基幹産業である自動車産業が、米中韓等に完全に敗れ、家電産業の後を追うような状態になることは起こり得ると感じましたが、そうなった時に、自然と人材は新しい産業を創る企業群に、流れるとは思います。
話を戻すと、歴史を見れば、大航海時代のヨーロッパの覇権主義のはじまり以降、国家による競争が軍事上、経済上、継続している状態の中に、現在の我々もいます。
今、グローバル・パワーの国々は、最初からグローバルに打って出るソフトウェア企業、金融、ロボット、宇宙と、それらを支える半導体などの部品産業など、新しい産業、テクノロジーが中心の経済、そして、産業構造となっています。
間違いなくソフトウェア・ソリューションで、新しい産業を創出しつつある、日本やアジア、世界中に住むスキルを持っている個人、GogoJungle、Skijanというプラット・フォームは、他にないオンリーワンなスキルや事業で、「グローバル展開しかしない。」という姿勢でいるべきだと思いますが、どうでしょうか。
GogoJungle、Skijanは、最初からグローバル展開を狙ってソフトウェアを設計し、日本、タイ、英語圏、ベトナムでビジネスをしており、海外売上比率は10%近くまで上昇して来ています。
各国の担当者の人数が少なくても、自動化、AI活用を積極推進して、簡体語、繁体語、スペイン語、韓国語、ドイツ語、フランス語等に、急いで広げることに最も注力すべきだと、感じ始めています。
特にコンテンツの揃っているGogoJungleは、言語展開するだけで、国別に2人くらいいるだけでも、あっという間に黒字化する状態にあるので、GogoJungleで進出し、Skijanに拡大し大きくして行くことが、できると考えています。
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