労働人口の減少により、多くの企業が定年の年齢の引き上げを考えている状況にありますが、実際の変更には、もう少し時間を要すように見受けられます。
まだまだ、バリバリ働けるのに定年を迎えて、嘱託などで会社に残るけれども、給与は40%カットでモチベーションが低下するといった話も聞きます。
実に勿体ないですね。
給料が下がっても、長年勤務した職場で65歳辺りまで勤めてからでも良いでしょうし、60歳の定年後、即、実行もありだとは考えますが、独立してフリーランスとして、あるいは、起業して、コンサルティング業務などを提供するという道があります。
今日、社内の勉強会で、若手社員が紹介してくれた日経本紙の記事
令和で輝く「カバン持ち」 若手スキル向上×ノウハウ継承
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB035X70T00C25A2000000/
は、正に長年培ったノウハウ、知見、経験を、若い世代への伝承に生かすという内容でした。
みずほ信託銀行のコンサルティング部は、創部時から、「カバン持ち」制度というものを設け、経験豊富なベテランと若手がコンビで取引先に向かい、若手が学ぶということを行っていたそうです。
同社コンサルタントのおよそ7割が20代〜30代前半であり、他部署から、コンサルティング部への異動を希望する人は、とても多いそうです。
背景には、若い世代は、職種や業種を問わず求められる「ポータブルスキル」の取得に、関心が高いから。
みずほ信託銀行のような取り組みは、企業組織内部だけでなく、リタイアした人達が、フリーランスとして、あるいは、起業して、コンサルタント、コーチとして、現役世代の20代、30代の社会人に向けて、持てる仕事の知見、知識、経験を継承し、導くといったことが出来るのではないでしょうか。
現役世代が職場内で、取引先との関係で、新規事業で壁にぶち当たった時に、仕事のメンターやコーチとして寄り添うようなサービスは、極めて有益だと考えますが、どうでしょうか?
定年退職した方々、この仕事には、仕入れは発生しません。
ご自分の身一つ、頭脳一つで、行うことが出来る、ビジネスとしても、大変効率の良い情報サービスでもあります。
チャレンジしてみませんか?
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